チェックでためそう! あなたのかぜは何型? 

西洋医学では、ほとんどのかぜはウイルスによるものと考えます。でも残念ながらかぜのウイルスに直接効く薬はありません。そのために、熱があれば解熱剤を、咳が出れば咳止めを、というように対症的に症状に立ち向かうしかありません。ところが東洋医学では、人体の抵抗力が低下することによって、外からの邪気(ウイルス)を容易に体内に侵入させてしまうと考えます。そのため、“外から内に入った邪気”を“内から外に追い出してしまおう”というのが東洋医学の根源的な考え方。その方法論として漢方薬やツボ療法があります。

■あなたのかぜは熱から? ノドから? 鼻から?
 かぜ薬のコマーシャルのようですが、東洋医学的にいえば、「あなたのかぜは寒気から? 熱から?」ということになります。もっとも寒気がするかぜの場合には、同時に鼻水が出るので、鼻から……といっても間違いではありません。そしてまた熱が出るかぜでは、同時にのどが痛くなることも多いので、これもまたのどから……といってもよいということになります。つまり、かぜには「寒気」がするタイプと「熱」が出るタイプがあるというわけです。そして熱の出るタイプを「風熱型」、寒気がするタイプを「風寒型」といいます。風寒型は、冷えによって体の抵抗力が落ちたと考えます。だから、ゾクゾクとした寒気が背筋を走り、手足が冷え、体全体が冷たく感じます。たとえ熱があっても、ゾクゾクした寒気を感じる場合には風寒型です。このタイプでは、何はともあれ、体を暖めることが大事。ツボも体を暖めるものを主に使います。風熱型は、体が熱く感じられます。実際に発熱もしますし、熱がなくても、手足や額が熱くなります。鼻やのどが乾き、イガイガしたり、赤く腫れたりして痛みます。空咳が出るのも特長。このタイプは、泌尿器系の弱い人が多く、口内炎のできやすい人などがかかりやすくなります。体を暖めるのは風寒型と同じですが、同時に解熱やのどの炎症を鎮めるなど、症状に合わせて対処することも必要になります。ツボもまた、体の熱をとるものを主に使います。
★あなたのかぜはどっちのタイプ
 かぜのひきはじめに症状をチェックしてみましょう。両方の症状を併せもっている場合には両方にチェック。チェック項目が多かったタイプがあなたのかぜタイプです。タイプによって刺激するツボも違えば、漢方薬も違います。
●風寒型□背筋にゾクゾクした寒気が走る
    □全身にザワザワと鳥肌がたつような感覚
    □手足が冷える
    □頭痛がする
    □首筋や肩がこる。
    □関節や筋肉が痛む。
    □薄い水のような鼻水やタンが出る
    □透明で量の多い尿がでる
●風熱型□体が熱っぽい
    □発熱する
    □のどが赤く腫れて痛む。
    □鼻のなかが乾燥する
    □空咳が出る
    □黄色い粘った鼻汁やタンが出る。
    □尿の色が濃い
    □のどが渇く

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